冬の気になるあれこれ

喪中の範囲はどの親戚まで?キリスト教のクリスチャンも喪中にすべき?

突然ですが、
私の家族はクリスチャンです。

だから、たまに
日本の風習に対して、
クリスチャンはどうしたらいいの?!(°д°)

と思うこともしばしば。

例えば、「喪中」
日本の独特の風習。

そんな時、
我々クリスチャンはどう対応するのが正しいのかな?(;・∀・)


クリスチャンが困るとき

私の家族は、クリスチャンです。
私は幼児礼拝は受けました。

ちなみにキリスト教の
プロテスタントという宗派です。

だけど親族の中で
クリスチャンなのはうちだけで、

他の親族は
日本で一般的な仏教や神道のおうちばかり。

そんな中、去年の秋に
母方の祖父が亡くなりました。

私の家族にとって、
こんなに近しい親戚がなくなったのは
もう20年ぶりくらいのこと。

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私にとっては
気さくで大好きなおじいちゃんでした。

おじいちゃんが亡くなる前に
結婚したかったな、
と悔やまれます(;_;)

そんな祖父の亡くなった年の年末、
ふと家族で浮かんだ疑問に

どうしたらいいんだろうー?!

と頭を抱えてしましました。

それは、喪中の対応!

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私達家族は、
年賀状は宗教関係なく、
「年越しのご挨拶」
と捉え、

キリスト教だからといって
気にせず毎年出しています。

だけど、「喪中」という概念は
日本の独自の文化であって
海外にはないのよね!(;・∀・)

だから当然、
キリスト教にも
喪中の考え方はありません。

んんんー!

喪中のはがきを
キリスト教である私達家族は

出すべきなのか?!

出さないべきなのか?!

どっち?!!(;´Д`)

喪中として出すべき親戚の範囲

そもそも、

親戚のどこの範囲までの方がなくなった場合
喪中はがきって出すんだろう?と

気になり始めました。

調べたところによると、

自分と2親等以内の親族の範囲

の方が亡くなった場合に
次の年を喪中とする場合が多いようです。

だけど、3親等以降の範囲の親族が亡くなった場合でも

喪に服してはいけない、
ということではなさそうです。

だから亡くなった故人と深い関係にあった場合は、
3親等以降の範囲の親族であっても

自分の気持ちとして
喪中にしてしまってもいい
ようですよ。

そうなってくると、
今回の私達家族の場合は
わかってはいましたけど

日本の風習でいけば
次の年は喪中になるわけです。

じゃあ、
一般的な喪中はがきって
クリスチャンの私達も出すの・・・?


喪中の由来による…?

そもそも、喪中の由来が、

仏教なのか、

神道なのか、

それともただの一般常識なのか

・・・によって、
キリスト教との兼ね合いの考え方が違ってきます。

一般常識であるなら、
宗教が関係ないから従えばいいし。

仏教や神道が由来なら
他の宗教の習慣だからどうするか悩む(^_^;)

そこで調べたところ、

「喪中」という言葉の本当の意味は、

「死者が出る」

「死者の国=黄泉への扉が開く」

「穢れ(けがれ)が親族に乗り移る」

「その穢れを周りの者に移してはいけない」

「一般社会との関係を絶って防ごう」

ということらしいのです。

これは神道の考え方に由来するものだそうです。

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調べるまでは
「喪中って仏教の習慣でしょ?」って
当然のように思い込んでました(;´д`)

ちがったのねー!!

クリスチャンとして取れる選択肢

私達家族は考えました。

さて、喪中はがきは出すべきかどうか。

私達家族は、

クリスチャンとしてどうするか考える、

と同時に

周りの親戚や
祖父が亡くなったことを知っている方達が
不快に思わないようにはしたいね

と話していました。

ただ、
キリスト教で考えたとき、
「喪に服する」という考え方はありません。

近い範囲の親戚が亡くなったとしても
新年が明けることはめでたいこと、

という考え方。

だからこそ、
年賀状は仏教などの習慣ではなく
「ただの挨拶」
と捉えて続けていますし、

キリスト教で年賀状を出す人も多いようです。

年賀状⇒挨拶

 

喪中⇒神道

・・・・ということは、
私達クリスチャンは必ずしも
喪中と表明する必要がないのよね。

もちろん祖父が亡くなって
もう会えないのは悲しい。

だからしばらく祖父を悼むのは間違いないことです。

だけど、
ではそれを周りに表明する必要があるものなのか・・・?

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うん。
喪中はがきを出すのはやめよう!

私達家族は決めました。

その結果・・・

結局、
喪中はがきは誰にも出しませんでした。

そして年賀状は、
喪中であるとわかっている親族には
もちろん出さない、

その他の親族には、
年賀状を出す。

「あれ?ゆーぽんさんのおうち、喪中のはずだけど
年賀状来てるわ・・・?」

となるかもしれないけど・・・。

そして、
その他のお友達・知り合いにも
年賀状を出す
ことにしました。

亡くなった祖父は
地元地域では少しは名が通っている人で

岐阜県の新聞には亡くなったことが
記事に出ていましたから

友人・知人の中に
私の祖父が亡くなったことを知っている方も
いたと思います。

結局問題なのは、

年賀状を受け取った人が
喪中なのかどうなのか。

ということじゃないかなぁ?と
私達家族は考えました。

私達家族は年賀状を受け取ったところで、
「本当は喪中なのに!」と思うことは決してないわけですから、

こちらが送った年賀状に
お返事で年賀状を頂いても構いませんしね。

相手の心を乱さない対応として
よかったのではないかな?と思います。

それでも新年明けて、

これらの対応で何か人間関係で
トラブルが起きたら嫌だなー・・・?(つд⊂)

と少し危惧していましたが・・・・。

特別なんにもなし!(´・ω・`)(笑)

多種多様化を受け入れつつある現代日本では、
さほど問題視すべき事柄ではないのかもしれませんね!

だけど、
日本では少数派であるクリスチャンは
実はこんなおかしな感じで
たまに悩んでいます(;´д`)(笑)

あなたがクリスチャンであるならば
私達の家族の対応、
どうか参考にしてみてください♡

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