喪中はがきって、
いざ必要となったときに
あれ、どういうものなの?
普通に出しちゃえばいいの??(;´Д`)
・・・なんて、戸惑うものです。
何気なく喪中はがきのマナーについて調べたら、
なんと切手まで決まっていることを知りました!!(°д°)
これはいざというときのために勉強しておくべき?!
喪中はがきにもマナーがある
親戚のどなたかが亡くなった!
その年末に思いつくのは、
・・・あれ?!
喪中はがき出しとかなきゃいけないじゃん?!(°д°)
そんな場面になってから、
喪中はがきってマナーがあるのかな?!
と気になるものではないですか?
私は祖父が亡くなったとき、
初めて喪中はがきの存在を意識しました(^_^;)
私の家族はクリスチャンなので、
喪中はがきの扱いに少々戸惑いました・・・。
⇒喪中の範囲はどの親戚まで?クリスチャンの私はどうしたらいいの?
私の場合、今はクリスチャンでも
結婚したら嫁いだ先の常識に
合わせなければならないことが多いでしょう。
そうなった時、
喪中はがきのマナーについて何も知らないのも恥ずかしいかな、と思いました。
この際、喪中はがきを送る際のマナーを勉強しておこうかと思います。
喪中はがきを出す側のマナー
もちろん戸惑うのは、
喪中はがきを出す立場になった時ですよね!
そこで喪中はがきを出すことになった際
戸惑うだろうなぁと思うマナーについてまとめました。
準備すべきはがき
はがきには、
「官製はがき」と
「私製はがき」とがありますよね。
「官製はがき」ってこんなやつ。
最近では「郵便はがき」としか言わないかもしれません。
郵便局で販売しているもので、
切手部分があらかじめ印刷されています。
一方、「私製はがき」とは例えばこんなやつ。
雑貨屋さんなどで買ったはがきは私製はがきが多いですね。
切手部分が空欄で、
自分で購入した切手を貼るようになっています。
喪中はがきには、
「私製はがき」を用いるのがマナーとされているそうですよ。
最近は簡易的にはなっていて、
郵便局で販売している郵便はがきを用いる場合は、
切手の絵柄が胡蝶蘭などのものを用いることもあるようです。
当たり前ですが、お祝いムードを感じさせる
年賀はがきを使う、
なんていうのはもってのほかですよ!ヽ(´Д`;)ノ
準備すべき切手
喪中はがきには専用の切手が販売されていることを
私は初めて知りました!!(°д°)
その切手がこちら。
郵便局で販売されています。
切手なんて、なんでもいいんじゃ・・・と思いがちですが、
はがきの宛名側に貼る切手で
そのはがきの印象がガラっと変わるのも確かです。
専用で、弔事用の切手が販売されているということは、
喪中はがきのマナーとしてきちんとこの切手を使うのが良さそうです。
差出人の名前
世間では、喪中はがきを出す際に、
夫婦連名で出すか、
夫の名前のみで出すか、
どちらの差出人がいいだろう?と悩むことが多いようです。
さらには受け取った側も、
夫婦連名の喪中はがきを受け取った場合、
文面の中に「父が永眠し・・・」って
どっちのお父様が亡くなったの?と
困惑する人も多い様子。
では、喪中はがきのマナーとしてはどうなんでしょう?
マナーとしては、
差出人は
個人でも
夫婦連名でもどちらでも良い。
そして、
故人は夫から見た続柄を優先
という考え方があるようです。
うん、それは自然な気もします。
となると、
夫婦連名で出した場合は、
夫の父親が他界⇒「父が永眠し…」
妻の父親が他界⇒「義父が永眠し…」
と文面で変わってくるわけです。
親戚の範囲
喪中はがきのマナーを調べていて、
「遠い親戚がなくなったはずなのに、
喪中はがきを送ってくる人はマナー違反の人だ!」
というような批判を目にしました。
では、果たしてそうなのか・・・?
喪中はがきの基本的なマナーとしては、
2親等以内の親族が亡くなった場合に出す
ということにはなっています。
しかし、これは
「2親等以外の親族以外が亡くなった場合には
喪中はがきを出してはいけない」
ということではありません。
喪中はがきを出してもいいんです。
そもそも、喪中にするかどうかは
故人に対する自分の気持ちによるところが大きいですから
他人が決めつけていいことではないようです。
故人を亡くして
悲しんでいる人の心を気遣ってあげて欲しいです。
だから故人に対して深い思い入れがあり、
喪中にしたい、と思えば
喪中はがきを送ってしまってもマナー違反にはなりません。
添え書きってしていいの?
年賀状には、よくする添え書き。
年賀状の隅っこに、
「この間はどうもありがとうね!」
とか
「来年もよろしくね!」
など、ちょっとしたメッセージを手書きで載せることって多いですよね。
喪中はがきを出す=年賀状を出さない
ということになるので、
年賀状にて感謝のメッセージを伝えようと思っていたような人は
その機会がなくなってしまって困るようです。
だったら、年末に出す
喪中はがきに書いてもいいかな?と
考えるようです。
・・・が。
喪中はがきのマナーとしては
添え書きはしてはいけません。
もし書くとしても、
「故人の生前にはお世話になりました」
といった文面のみです。
喪中はがきのマナーとしては
定型文のみで送ることが良しとされているようです。
どうしても前年の感謝や来年のご挨拶をしたい場合は、
年が明けてから
寒中見舞いのはがきを送る、
ということであれば良いようです。
タイミングと内容を考えて
故人を偲んで送るのが喪中はがきのマナーといえますね。
喪中はがきを受け取る側のマナー
喪中はがきを受け取った人は
そう迷うマナーなんてないのでは・・・と思ったのですが。
調べていたら、
気にすべきマナーがありました!
喪中はがきをもらった場合、
「喪中はがきを出した人は喪中だから年賀状を送っては来ないけど
喪中はがきをもらった自分はその人に年賀状を送っても良い。」
・・・と思っている人も少なからずいるようです!ヽ(´Д`;)ノ
えええ??
喪中はがきを送ったってことは、
その人は
年賀状をお送りもしませんし、
年賀状の受け取りもご遠慮させて頂きます、
っていう意思表明をしたって意味ですよね??
それで良いよね???Σ(´∀`;)
喪中の期間は、
そのご家族はすべての祝い事を慎みますし、
そのため新年の飾り物も控えることになっています。
だから、年賀状を出さないのですから、
喪中のご家族の気持ちを察すれば
喪中はがきをもらった人は
年賀状をその家族に出そうとなんてしないですよね。
まとめ
喪中はがきのマナーは
細かく調べれば調べるほどたくさんあるようです。
喪中はがきに限らず、
「喪中」となればそのおうちの宗教にしたがって
気をつけなければならないマナーはたくさんありますね。
だけど私が思うに・・・。
マナーとして一番大事に考えなければいけないのは、
喪中であるそのご家族の心中だと思うのです。
「マナーとしてはこうあるべき!」
となりがちですが、
故人を亡くして一番悲しんでいる、
喪中のご家族の心が穏やかでいられるように
周りが気遣ってあげるという考えの元で
マナーを気にすることが大事なのではないでしょうか♡